マダイ
魚の王様マダイは、北海道以南の水深30メートルから150メートルの岩礁地帯に生息し、4月から6月に産卵します。
マダイは、桜の花に合わせるように旬を迎え、桜のような色をしているので桜鯛とも呼ばれています。
桜色の美しい体色と、背にちりばめられた青い小斑、体色は生息環境や季節によって異なります。
一般的に岩礁帯や砂泥底に生息するが、生息地の水深が浅くなるほど体色が褐色になります。
マダイは温かい海域を好み、水温が高くなる春から夏にかけて浅場に移動し、甲殻類やイカ類、貝類、イソメ類などを捕食し、水温が低くなる秋頃には深場へと移動するといわれています。
また、タイの名がつく魚は数多くいますが、代表的なのがチダイとキダイがいますが、特にチダイはマダイの幼魚とそっくりで間違われやすいのですが、チダイはエラブタに赤い縁取りがあり、また尾ビレの後縁が黒くないので区別できます。
キダイは黄赤色の体色で、上顎から頭上部に鮮やかな黄色斑があるので容易に区別できます。
マダイは、タイの中でも最も大きく体長は1メートルになるものもありますが、食べるのには50センチぐらいが一番おいしいといわれています。
産卵シーズンの3〜6月(地方によって異なる)になると、浅場に寄るので釣りやすくなるが、朝・タマヅメがベストタイムです。
コマセ釣りの場合は、基本的にエサはオキアミになりますが、尾をカットしハリを刺してエビが真っすぐになるようにします。
季節を問わず、刺身や焼き物、煮物、潮汁、ちり鍋など丸ごと料理に使えます。
特に、姿焼きや頭を二つに割って煮つけるカブト煮は、お祝いの席にはうってつけです。
また、皮にも旨みがあることから、3枚におろした身の皮をむかずに熱湯をかけて、湯引にしてから刺し身にしたものはタイの霜降と呼ばれています。
釣り方はおもに船の沖づりですが、シカケは地方によってまったく異なり、手づりやリールづりで釣ります。
また、能登、秋田、山形方面では磯づりがさかんです。
マダイが好む海域は、水深30〜150mの潮通しのいいところで、砂礫と岩礁が混じったような場所に好んで生息したいます。
昔から全国的にいろいろな釣り方がされてきましたが、基本的には生きたエビを餌にしたもので、オモリのついたテンヤバリやカブラバリという独特のハリを使います。
このハリにエビを付け、所定のタナでハリを上下にシャクルと、エビが逃げるように見えるのでタイが食いついてきます。